10月8日(水)の紙面から


  田んぼアート稲刈り/田舎館村

 田舎館村むらおこし推進協議会(会長=鈴木孝雄村長)主催の稲刈り体験ツアーが5日に行われた。好天に恵まれたこの日は村内外から約800人が参加。田植え体験ツアーで、約1500人が描いた“田んぼアート”の稲は見事に実り、参加者たちはその刈り取り作業に汗を流した。アート部分は、今回もまたこの日は刈り取らなかった。

 役場庁舎東側には畑中地区の扇ねぷたも飾られ、まるでお祭りのような雰囲気に包まれた。村内をはじめ県内外から訪れた参加者たちは、協力してくれた地元農家の説明を受けながら、慣れない手つきで刈り取り作業。時間が経つにつれ少しずつ稲を刈る時間も早くなり「ザック、ザック」と音を立てながら作業を楽しんでいた。

 同村では、平成5年から「一般の人達に農作業を味わってもらおう」と稲作体験ツアーを行っている。16回目を迎えた本年度は村の明るい未来と景気回復を願い、七福神のなかでも日本人に親しまれている「恵比寿様」と「大黒様」に挑戦。面積も昨年同様の1万5000平方メートルにした。

 会場となった役場東側の水田に古代米と推測されている「紫稲」「黄稲」と現代品種「つがるロマン」、赤い品種の「紅都」というモチ苗、そして今年は観賞用として育てられているという白い品種の米を使い、巨大な田んぼアートと「いなかだて つがるロマン」という文字を描いた。


  4強出そろい、12日決戦/南黒少年野球選手権

 第26回南黒少年野球選手権大会は4日に黒石市営球場と平川市おのえ球場で3回戦8試合、5日には黒石市営球場で準々決勝4試合が行われた。注目のカードである準々の竹館・上十川戦は延長となり、大量点を奪った竹館が前年優勝の上十川に勝利。碇ヶ関、中郷、浅瀬石が4強に名乗りを上げる目を離せない展開になった。

 最終日の12日、準決勝第1試合の碇ヶ関・竹館戦は午前9時から。本大会優勝候補のひとつである竹館は準々決勝で3連覇を狙う上十川に延長で競り勝ち、初優勝に向けて勢いづいた。一方の碇ヶ関も接戦をものにして勝ち進み、1戦ずつ力をつけている。

 また、準決勝第2試合の中郷・浅瀬石戦は10時30分から。中郷は3試合すべて失点ゼロ、浅瀬石は自慢の投手陣で勝ち上がってきた。中郷は18年ぶり、浅瀬石は10年ぶりの決勝進出を目指す。決勝は午後1時試合開始。準決勝、決勝ともに黒石市営球場で。


  8日付の主な掲載記事

□ろうきんふれ愛祭り/黒石市
□梵珠の森ふれあいデー/青森市浪岡
□理科研究発表会/黒石市
□田舎館村長選・村議補選立候補予定者説明会
□ミニ・インターナショナル・フレンドシップ・フェア/黒石市

10月8日(水)のイベント

■黒石市献血=黒石高校―午前9時、アステック東北青森工場―午後2時20分
■黒石市秋の農作業督励=市役所(出発)―午前9時
■黒石市老人福祉センター料理教室―午前10時
■平川市献血=木村食品工業―午前9時30分、日本マイクロニクス青森工場―正午、市役所本庁舎―午後2時30分
■平川市1歳児健診=健康センター―午後1時
■藤崎町成人健康相談=文化センター―午前10時
■藤崎町親子スキンシップ体操=藤崎保育所―午前10時30分
■青森市浪岡わいわいベアーズリサイクル市=浪岡中央公民館―午前10時